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画廊宮坂のこと 

ここ十数年、個展は主に画廊宮坂で行っています。
画廊宮坂は銀座にある老舗画廊で今年で39年目になるそうです。
オーナーの宮坂さんやスタッフの皆さんがとても暖かくアットホームで居心地のいい場所です。

足を運んで出会った画廊

絵を描いていると個展をやってみたい・・とか思い始めるのですが
作品を発表するための画廊で、ココいいなな、と思える画廊は中々見つからないものです。
僕の場合どうやって探すかというと
ネットや雑誌(月刊ギャラリーとか)で見つけます。
そしてピンときた場所に足を運びました。
地方の人は大変ですが実際に行ってみるのが一番だと思います。
何件も探すわけですが、
そんな中で画廊宮坂のホームページに次のような紹介がありました。

ジャズとコーヒーが好きな僕は、興味をもったので訪れてみることにしました。
始めて画廊宮坂に行ったのは8月の暑い時期でした。
ある作家さんの素描の展示で、涼しげでよかったのを覚えてます。
木工職人さんに作ってもらった温かみのある「気」のいい空間でした。

タイミングよく他にお客さんがいなかったので
スタッフの淳子さんがゆっくり相談に乗ってくれました。
とても陽気な淳子さんは画廊宮坂の話もたくさん聞かせてくれて
話もトントンと進み、即予約を決めました。
こういう時は何かに導かれているような感じがします。
画廊の人と話がスムーズに進み、
好感がモテる場合は良い出会いであることが多いように感じます。

タイミングも大事で
あの時、お客さんで混んでいてお話できなかったら、それっきりだったかもしれません。

それから10年以上定期的に個展でお世話になっているのですが
この画廊、本当に親切。
面倒見がよく助かることが多いのです。
他のギャラリーを利用したことがあるならその良さが分かります。
ビジネス的なもの以上の良心的なものを感じるのです。

近年は忙しくあまり顔を出せないのですが以前は毎週のように行ってました。
久しぶりに行っても暖かく迎えてくれます。

画廊、ギャラリーとの出会いは人それぞれだと思いますが
僕の場合はこんな感じでした。

「画廊は小説よりも奇なり」

個展をやると不思議なことが起こります。
僕の展示の時にも、何十年ぶりに知っている人同士が偶然再開するとか・・・。
何十年も続いている画廊なのでもっと奇なりなエピソードがたくさんあったようです。
それをオーナーの宮坂さんが「画廊は小説よりも奇なり」という本にまとめてあります。
第3巻まで出ています。面白いので読んでみてください。

画廊宮坂 画廊は小説よりも奇なり

個展をやってみたい人へ

ここで発表を長く続ける作家さんも多く、人気があるので
予約は2年先までいっぱいです。
でも、おすすめの画廊です。

画廊宮坂
〒104-0061 東京都 中央区銀座7-12-5 銀星ビル4F
Tel: 03-3546-0343

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