絵の見せ方 個展の開き方

個展をやりたい人のための画廊、ギャラリーの探し方、付き合い方など

個展を開こう

個展を将来開こうか迷っている人のために
少し描いてみようかと思います。
あなたが絵を描いている人で
作品を発表してみたいなと思う時があるとしたら
それは個展にチャレンジするタイミングかもしれません。

何年か描き続けていて、自分の個性に可能性を感じるならぜひ挑戦してみてください。
多少未熟であったとしてもいいのです。
僕も今、初個展の作品をみるとチョット恥ずかしいです。
『大切なのは楽しんで描いている様子が相手に伝わるか』どうかです。
上手い絵ばかりがいい絵ではありません。

そこで今回は作品発表することの良さ、
画廊の探し方などについて描いてみようと思います。

個展やって良かったこと

まずは個展をやってよかったこと

  • 展示してみると自分なりに感じること、気づくことが多く、次に繋がるアイデアも閃きやすい。
  • 数年ごとの節目になるので制作のペース、リズムがつかめやすくなります。
  • 特に一人で描いている人には、いろいろな人に出会えるので励みになります。
  • 定期的に発表しながら描いた方が作品が良くなる。人に見られるというのは大切なようです。
  • その後の制作活動が実りあるものになる。

「企画画廊」と「貸し画廊」について

さて作品発表となると画廊、ギャラリーが主な場所となります。
ご存知の方も多いと思いますが画廊、ギャラリーにはの2種類あります。
「企画画廊」と「貸し画廊」です。

「企画画廊」とは画廊が売り出したい作家の個展を企画展示してくれるところです。
企画画廊で取り扱ってもらうには画廊に認めてもらうことが必要で
高いレベルの完成度が求められます。
企画展は画廊使用料がない代わりに作品が売れた時の手数料がかなり取られます。
国内外のアートフェアなどでも紹介してもらえる可能性があるので
有名になりたい作家さんたちが目指す世界です。
海外の画廊、ギャラリーはこのタイプがほとんどです。

一方、日本でたくさんある「貸画廊」。
賃料を払えばスペースを貸してもらえるので
多少未熟でもやる気と魅力があれば、誰でも展示できます。
(貸画廊での展示についてはまた別の機会に・・)
貸出し料を払えば、売れたときの手数料はあまりかかりません。
なので自身でSNSなどでファンをたくさん持っていれば
貸し画廊の方がお得です。

貸画廊と言っても、形態はさまざまで
誰でもどうぞ的な場所貸し感覚の所から
事前に作品ファイルで簡単な審査が必要な所、
企画と貸しの両方行っている画廊まで、色々あります。

貸し画廊での個展開催のすすめ

絵画制作をするすべての人が
最初から上手くて完成されているわけではないし
美大出身というわけではなく
僕もそうでしたが、社会に出てから始めた人も多いはず。
ゆっくりと生きていくタイプ、何年もかけて自分の作風を完成させていく場合もあるでしょう。

上手くなってから発表しようと思っているだけでは
いつ実現するか分からないし
見切り発車が必要な人もいると思います。

貸し画廊は企画画廊に比べハードルが低いので下の見られがちですが
発表しながら、ゆっくり成長していく人にはとてもいい環境です。
せっかく日本には貸画廊がたくさんあるのだから利用した方がいいと思うのですが
いかがでしょうか?

貸し画廊の探し方

発表するためには画廊を探しますが、はなかなか見つからないものです。
僕の場合、会場探しはネットや雑誌(月刊ギャラリーなど)で見つけてました。
何件か気になるところをピックアップし実際足を運びます。

画廊へ行ったら
展示してる作品を見たり
空間の「気」を感じてみたりします。
そして一番大事なのが店の人と話してみることです。
気軽に話せるか、相性がいいかもポイント。
話が合うとトントンと話が進みます。
何かに導かれているような感じがします。

良い画廊に出会えるかはとても大事。
可能なら、しばらく通って様子をみるのもいいかもしれません。
ご縁に恵まれ、やって良かったと思える画廊に出会えるといいですね。

告知は自分でも積極的に

個展を開く際に知っておいた方がいいことは
色々とあるかと思いますが
大事なのが告知を積極的にすることです。

個展開催のお知らせは画廊任せにせず
自分でも積極的に告知してくださいね。
友人、職場、家族、SNS、ブログなど・・・
最初に買ってくれるのは知り合いが多いです。
会場費等がかかるので作品は売れた方がいいですよ。
(作風によっては売れづらいかもしれませんが・・)
長く続けるための秘訣かと思います。

⬇️画廊の探しの参考

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